CASE 障害年金事例

うつ病の事例

当事務所で1、2を争うほど多い相談事例です。「うつ病」とひとくくりにいっても、症状はご相談者様それぞれで大きく異なります。今回は、ご家族もいるうつ病患者の方の事例をご紹介します。

CASE STUDY 実際の事例

A氏(男性)は、妻、お子さん2人がいる4人家族です。3年ほど前に、仕事のプレッシャーからうつ病になり退職。症状としては「外に出るといつも誰かに見られている感じがする」「誰かが自分の悪口を言っているような感じがする」「理由はわからないが、子どもや妻に暴力をふるってしまう」というような内容でした。
いろいろと社労士事務所に相談したところ、病状を理解してもらえず、当事務所のHPを見て「なんとかお願いしたい」ということで来所されました。

SOLUTION 当事務所による解決

相談者様のご希望により、当事務所にお一人で来所。面談時は普通に会話し、特に変わった様子もありませんでした。しかし、ご本人から伺う病状は、当事務所で対応した中でもあまり例の無い、日常生活に著しい異常をきたしているものと思われました。

ご本人の話や資料から、初診要件・納付要件については特に問題が無かったため、すぐさま診断書を取得するように勧めました。またそれとは別に、奥様にもお話を伺う必要があると判断。ご相談者様の了解を得たうえで、ご相談者様がいないところで奥様と面談を行いました。

奥様は涙ながらにご自宅での夫の状況を話され、「ただ夫の支えになりたい」と訴えられました。その後奥様との面談内容を当事務所で書面にし、内容は奥様、相談者様ご了解の元、追加書類として提出を行いました。

その結果、ご相談者様は障害厚生年金2級を受給することができました。

POINT 気をつけたいポイント

  • 病気を訴えられていても、面談時にはそのような症状が見られないことが多々あります。理由は「体調を整えて、面談に臨んでいる」ためで、比較的状態が良い状態での面談となるからです。

    これは、相談者がお医者様にかかる時も同じことがいえます。病院に行く時も「比較的状態が良い時に(または状態を良いように調整して)医院に行く」ことがあり、これにより診断の際に「悪い時の状態」が見えにくい場合があるのです。

    当事務所では、相談の際に丁寧に病状をお伺いすることを大切にしています。またご家族がいる場合は、その方からも客観的な情報をお伺いし、年金申請を行っています。

    ※本事例は単なる一例であり、内容も抽象化して記載しております。同じ病名でも、相談者様の状況などにより受給できない場合もあります。

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